しかし、その具体的方策となると、その効果の有効性・作業性・コスト面・省エネルギー対策などの勘案からは、いずれも難点をかかえているのが現状です。

　今現在、最良の方策の提案・技術の開発が求められ続けているシックハウス対策に、新対策法をここに提言させていただきます。

■シックハウス対策専門家の方々から高い評価をいただいています。

いまシックハウス対策の一般的な方策といえば、まず

1. 換気システムにより室内気中のVOC類を強制換気する。空気清浄機を装備する。
2. 吸着材を使用し、室内気中に放散されるVOC類を吸着する。
3. 室温を高め、物理的にVOC類を放散させる「ベイクアウト方式」

などが考えられる。

　しかし、これらの対策技術にはシックハウス対策に積極的な設計家やデベロッパーなどの建設業界から、各々の問題点が指摘されている。

そこでまずは、専門家の方々から高い評価をいただいている、当社のW'PHIXZ-Able工法の測定結果を紹介する。

換気条件・測定時間・測定場所など、実施した測定方法は国土交通省・厚生労働省の測定条件に準拠した。